事業名
ストリートデザインスクール@札幌
開始年月
2024年8月
WEB / SNS
  • 方向性I人々が活動する沿道空間の充実
  • 方向性III品格と居心地良さを感じる景観形成

まちの課題解決と価値創出に
繋げるリアルを体験する実践型
まちづくりスクール。

プロジェクトの目的

札幌駅前通まちづくり株式会社とアーバンデザインセンター大宮[UDCO]がもつフィールドとネットワークによって、関係者協議から公共空間を利活用するまでのプロセスを経験することで「まちの課題解決と価値創出に繋げるストリートデザイン」を現場レベルで体験できる、実践型まちづくりスクールです。ストリートを舞台とした公民連携によるまちづくりの担い手を発掘・育成することを目的としています。

事業スキーム

成り立ち

札幌のまちなかでは、もっと歩きたくなる、居心地のよい空間づくり「ウォーカブルなまちづくり」を進めています。そのためには、地域の個性や可能性を理解し、実際に空間を使いこなしていく“地域のプレイヤー”の存在が欠かせません。そこで今回、長年にわたり公共空間の運営に携わる「駅まち会社」と、本州で実績を持つ「アーバンデザインセンター大宮(UDCO)」が連携し、札幌で新たな人材育成プログラムをスタートしました。このプログラムでは、チ・カ・ホや札幌駅前通の地上空間、沿道ビルのオープンスペースなど、都心の多様な場を活用しながら、実践的なストリートデザインやマネジメントのノウハウを学びます。

開催実績

2024年度

プロジェクト実践コース7名、オンライン聴講コース15名

 

「グランドレベルを活性化する駅前通+仲通りの仕掛け」を課題として設定し、時計台前仲通りで社会実験を実施しました。

 

地域の課題解決と価値創出を目指し具体的なハードルを乗り越える過程を通じて、受講生はストリートデザインを契機としながらまちづくりにアプローチする方法論やノウハウを獲得できました。

 

イベントではなく、まちづくりとして地域の課題を解くモデルをつくるための社会実験、地域で継続可能かつ持続的な仕組みづくりを提案するなど、ストリートデザインの作法を経験したことで、今後地域内の公共空間活用を担える人材を育成することができました。

 

プロジェクト実践コースの中から、ストリートデザインスクール受講後に公共空間活用を自ら実践する受講生が生まれています。

 

ストリートデザインスクールを通じて、札幌駅前通地区においてこれまでまちづくりの動きのないエリアにおけるまちづくり機運情勢につなげられました。

 

2024実施レポート

2025年度

プロジェクト実践コース7名、オンライン聴講コース3名

とけまち再開拓|ストリートデザインスクール@札幌2025社会実験

主な取り組み

  • ストリートデザインを実践する多彩な講師陣によるインプットとフィードバック!

  • 地元関係者へのプレゼンテーションとディスカッション!

  • 実践を通して“3つのスキルセット”を学ぶことができる

スタッフの声

受講生の継続参画や他地域との連携も視野に、地域の担い手の輪を広げていきたいです。札幌のまちをもっと楽しく、居心地よくするために。このプログラムをきっかけに、地域に関わる一歩を踏み出してみませんか?