札幌市北3条広場(アカプラ)

札幌市北3条広場(アカプラ)について

札幌市北3条広場は、まち歩きを楽しく快適なものとし、さまざまな活動や気軽に憩うことができる広場として、都心はもちろん、札幌というまちの魅力・活力を高め、豊かな市民生活の実現につながることをめざしています。
この場所は、かつて都市計画道路「北3条通」として利用されていましたが、隣接ビルの建設を行った三井不動産株式会社及び日本郵便株式会社からの提案を受け、2007年に広場として都市計画決定し、「道路」と「広場」の機能を併せ持つ施設として、2014年7月19日にオープンしました。この広場の整備は、整備事業者がビル建設を機会とした公共貢献の一環として行い、また、広場のデザインや活用の基本方針は、整備事業者をはじめ、地域関係者や有識者などによる検討を重ねて決定したものです。
札幌のメインストリートである札幌駅前通と歴史的観光資源である「北海道庁赤れんが庁舎」の間に誕生した新しい広場。札幌を象徴する景観と歴史的価値を併せ持つこの空間は、まちの歴史を受け継ぎ、新しい都心の魅力と活力を高めていきます。

札幌市北3条広場の愛称

「アカプラ」という愛称は、応募作542件の中から、選定委員会を経て決定しました。音の響きの良さや親しみやすさが感じられるとともに、赤れんが庁舎に近接していることを予感させ、位置・場所がイメージいしやすいことが評価されました。また、ロゴマークのデザインは、札幌市出身のアートディレクターである葛西薫さんに制作していただきました。

  • アカプラの掲げる3つのコンセプト

    計画時に開発事業者・近隣地権者・有識者からなる「北3条広場委員会」で「大人の文化を享受できる空間」「札幌の美しさを感じられる空間」「四季を通じて憩い楽しめる空間」の3つのコンセプトを定めています。アカプラでは創造的・文化的な活動や洗練された取組等が展開され、滞留空間として優雅に過ごせる居心地の良い落ち着いた空間を目指しており、イベントのない日常と非日常の賑わいの両方を同じように大切にしています。

  • 日常の憩いの場

    春〜秋にかけては、周辺のオフィスワーカーや隣接する商業施設に立ち寄る市民、道庁赤れんが庁舎を訪れる観光客などの憩いの場として、植栽枡を利用したデッキが日常的に活用されているほか、2020年からは新たな日常づくりの一環として、「アカプラテイクアウト~みんなのテラス席プロジェクト~」を始めています。冬季にはイルミネーションを実施し、夜景景観の演出も行なっており、こうした季節ごとの楽しみ方もこの広場の特徴です。

  • 景観に配慮したイベント実施

    地下歩行空間内は通路であり安全上、夜間に物を設置した状態にすることはできないことから、複数日にまたがる利用者の利便性を向上することを目的として、弊社が貸し出すワゴンに収まるサイズ内で、利用者の持ち込み品をお預かりするサービスを行っています。
    イチョウ並木に強調される道庁赤れんが庁舎へのビスタが、札幌を象徴する美しい景観となっていることから、この場所の景観に調和したものとなるよう、イベント利用に際しては利用の基本ルール、配慮事項、申請プロセス等をとりまとめた「札幌市北3条広場 利用の手引き」に基づき誘導しています。配慮する事項は多いものの、毎年利用していただける利用者も増えており、アカプラの「新しい素敵」をつくることにも繋がってきています。

  • 地域が連携した広場づくり

    空間活用の実証実験実施時に立ち上げた「札幌駅前通地区活性化委員会」を中心に、供用開始後も様々な地域価値を高める取組を実施しています。単にイベントを開催するだけでなく、季節感を感じられるようにすること、イベントを通じて様々なコミュニティが生まれていること、それらが特徴です。毎年サッポロフラワーカーペットやさっぽろ八月祭などでは、近隣のオフィスワーカーはもちろんのこと多世代の方に参加いただいています。

お問い合わせ

広場の空き状況やご予約、お問合せはお電話にて承っております。
電話:011-211-6406

広場の利用方法や詳細についてはアカプラのホームページをご確認ください。

アカプラホームページ