
- 方向性IVまちを支えるエリアマネジメントの充実
仕事を知るのに、
早すぎることなんてない。
プロジェクトの目的
シンクスクールジュニアは、小学2年生以上を対象にした学びの場です。まちづくりやアートの分野で活躍する講師から、仕事や技術について学びながら、子どもたちの発想力や論理的思考力を育みます。上手・下手を評価の基準とせず、作品制作やディスカッションを通して多様な価値観や表現にふれ、自分の得意なことや自分なりの考え方を見つけることを目的に開校しました。
成り立ち
世の中には、目に見えにくいお仕事がたくさんあります。けれども、子どもたちはそうした仕事の存在を知らないまま、自分の興味関心や将来の進路を選んでいかなければなりません。
そこで私たちは、学校ではなかなか学べないことに出会い、少し違った視点で物事を見ることができる場をつくれないかと考え、この事業を立ち上げました。柔軟な発想を持つ子どもたちが、札幌の未来をつくっていくのでは、そんな思いも込めています。
現在は一般社団法人PROJECTAが主催し、共同企画しています。

開催実績
2019年から半年間のプログラム実施を経て、2020年度から通年実施とし水曜16:30〜18:00、月3回程度行っています。
主な取り組み
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まちづくりプランナー、デザイナー、アーティスト、画家、学芸員、劇作家、作曲家、弁護士、パフォーマーなど、様々な分野の講師を迎えて授業を行い、「講師のお仕事紹介レクチャー」+「ワークショップ」の二本立てで、知る+作る・話すなど双方向の関係が生まれるようにプログラムを組み立てています。授業で作ったZINEを販売するイベントへの参加や、美術館へ行く鑑賞ツアーなど体験する機会も設けています。
スタッフの声
子どもたちの頭は柔らかく、その発想力には日々驚かされますが、裏を返せば影響されやすいということでもあります。だからこそ幼少期に、決まった評価軸では測れない価値にふれ、集団生活のなかで埋もれてしまいがちな意見や視点、ひらめきをすくい上げていくことが大切だと考えます。それがまちを面白くする人材の土台になるのではないでしょうか。