
- 方向性III品格と居心地良さを感じる景観形成
- 方向性IVまちを支えるエリアマネジメントの充実
ストリートガーデンを通じた
地域コミュニティの創出。
プロジェクトの目的
札幌駅前通地区では、潤いと賑わいのある安心・安全な歩行空間を創出し、集客促進と地域価値の向上を図るためにフラワープランターを設置しています。通勤や観光のまち歩きが花や緑で楽しめる駅前通を目指し、市民ボランティアや沿道企業と協力しながら、ストリートガーデンを通じた地域コミュニティを創出しています。

成り立ち
札幌駅前通ストリートガーデンは札幌駅前通の歩道環境改善および美化、放置自転車対策の一環で2013年から始まった取組で、2022年からは札幌市建設局みどりの推進部と協働で実施しています。
札幌駅前通地区をはじめとする都心部は、公共施設・民間施設の緑化不足が課題となっており、札幌市が策定した「第4次札幌市みどりの基本計画」においても都心のみどりの増加と価値の向上が方向性の一つとして記載されるなど、重点的に緑化を推進するエリアとなっています。
また、みどりに関わる人材育成の場としても札幌駅前通ストリートガーデンを提供しています。
主な取り組み
-
実施主体
札幌駅前通まちづくり株式会社・札幌駅前通振興会・札幌市みどりの管理課が連携し、実施しています。
-
日常の管理
札幌駅前通地区の企業・市民ボランティアの皆さんを中心に花の水やりや植え替えを行っています。
-
植栽の選定、デザイン
北海道植物株式会社・北海道フラワーガーデン協会・北海道園芸商同友会の協力により植栽を選定しています。
多様な主体と共同したみどりづくりを行っています。
スタッフの声
お花の水やりをしていると、管理してくれてありがとうと声をかけてくれる人や、お花と一緒に写真を撮っている人を見かけます。通る人が花や緑で楽しめるような駅前通りを目指し、今後も彩りを増やたらと思います。