
- 方向性I人々が活動する沿道空間の充実
- 方向性III品格と居心地良さを感じる景観形成
エリアのみんなで
協創する
ミュージアム。
プロジェクトの目的
サッポロ・パラレル・ミュージアムは、札幌駅前通のさまざまな商業ビルや地下歩行空間に作品を展示して、日常と違う視点でまちを巡っていただく展覧会です。
作品展示のほか、ミュージアムショップ、スタンプラリー、鑑賞ツアー等を展開し、アートに親しみを持てるような企画を実施。他都市との連携プログラムやトークイベントを通して、アート・まちづくり分野におけるマネジメント人材の育成にも取り組んでいます。
成り立ち
2020年、新型コロナウイルス感染症の流行から、毎年冬に開催していた「SAPPORO YUKI TERRACE」のあり方について再検討。リアル会場が中止になっても、プロジェクトが実施できるよう、まちなかとウェブサイトで同時に作品を展示し、世界中のどこからでもアクセス可能な展覧会「サッポロ・パラレル・ミュージアム」を2021年に立ち上げる。コロナ禍が終息した現在も、「まちなかとweb」「地上と地下」「札幌と他都市」「過去と現在」など様々なパラレルに視点を向けて展開している。

開催実績
2025年2月1日(土) 〜9日(日)
今井俊介、志賀耕太、神農理恵、鈴木悠哉、vug
2024年2月3日(土) 〜11日(日)
石井海音、内田聖良、佐藤壮馬、平山匠、山本卓卓&三野新、横山裕一
2023年2月4日(土) 〜12日(日)
大橋鉄郎、沼田侑香、藤倉麻子、山下拓也、山本雄基+巴山竜来
2021年12月3日(金) 〜12日(日)
AKI INOMATA、李 二男、大橋英児、加納俊輔、武田浩志、武田雄介、玉山拓郎、朴 炫貞
主な取り組み
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駅前通の回遊性向上・魅力発信
空きスペースを創造的に利活用し、回遊と観光を促進するために、作品展示のほか、各会場を巡るための企画や、展示をさらに楽しめるような、アートに親しみを持てる企画を実施しています。
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創造都市札幌の推進
市民が気軽に芸術文化に触れる機会と、札幌で活動するアーティストを国内外へ紹介する機会を創出しています。
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人材育成
アートやまちづくり分野のマネジメント人材の交流や、芸術文化を学ぶ機会を通じて人材育成を促進するため、他事業や他都市との連携企画を積極的に行っています。
スタッフの声
パラレルは開催までに、1年かけて準備を行なっています。作家さんが下見に来て空間を把握し、作品のアイデアを会場のルールや場所性に合わせて、施設の担当者の方も一緒になって作り上げていくのがパラレルの特徴です。他にも、企画・造作・デザイン・翻訳など、多くの方に協力いただき開催しています。