- 方向性I人々が活動する沿道空間の充実
アートを通して“パブリック”の
魅力を掘り下げる。
プロジェクトの目的
パブリックからアートを考え、アートからパブリックを考える Public Art Research Center[PARC]は、1日約12万人が通るチ・カ・ホの広場を舞台に、現代のパブリックアートとパブリックスペースを多角的に考察していくアートプロジェクトです。
成り立ち
チ・カ・ホができた当初、「制約が多くて活用が難しい」という声をよく耳にしました。そこで、アーティストの柔軟な思考から活用のヒントを得ることができないか、また公共空間という概念そのものを拡張できないかと考え、プロジェクトを立ち上げました。
開催実績
展示・フォーラム・ライブ・ワークショップなどを組み合わせて、様々なテーマで開催しています。
2025年10月18日(土)
〜10月26日(日)
PARC11:パブリック・アート・スクール ーアートとカルチャーをストリートで学ぶ8日間ー
2023年10月21日(土)
〜 10月28日(土)
PARC10:はなれた食卓
2022年2月22日(火)
〜 2月27日(日)
PARC9:いつもどこか動いてる
2019年9月21日(土)
〜9月29日(日)
PARC8:橋をかける
2018年9月22日(土)
〜9月30日(日)
PARC7:とおくのことを考える
2017年9⽉22⽇(⾦)
〜9⽉28⽇(⽊)
PARC6:Our Place
2016年9月3日(土)
PARC5 : Meeting Table
2015年9月2日(水)
〜9月 6日(日)
PARC4 : open studio
2015年3月25日(水)
~3月29日(日)
PARC3:small world
2014年3月12日(水)
~3月16日(日)
PARC 2 : My Club
2013年9月11日(水)
~9月15日(日)
PARC 1 : Biotope
2013年3月23日(土)
~3月 30日(土)
主催:札幌駅前通まちづくり株式会社
共同企画:一般社団法人PROJECTA
主な取り組み
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公共空間だから出来る企画
11回目のテーマは「パブリック・アート・スクール」。公共空間の地下通路でアートとカルチャーを学ぶ環境をつくり、偶然誰かや何かと出会って新たな関係が生まれてしまう「学校」のような現象をつくりだすことを目的に開催。舞台、絵画、サブカル、ストリートカルチャー、札幌現代美術シーンについてなど、5回のレクチャーや座談会を実施しました。
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コロナ禍だからこそ出来る企画
10回目のPARC10のテーマは「はなれた食卓」。コロナ禍において、食卓や食事に大きな変化が生まれました。友人・知人との会食が減り、オンラインで飲み会やランチミーティングをする機会が増えました。いる場所も食べている物もバラバラなのに、一緒に過ごすことができる。この地球規模の大きな食卓を囲んでいるような感覚から着想し、遠くはなれた海外で生活し制作する5組のアーティストに、データで作品を送ってもらい展示しました。
スタッフの声
チ・カ・ホの活用方法を考えることから始まり、「公共空間とは何か」「公共とはどういうものか」「公共の場で何を行うべきか」へと、問いは広がっていきました。回を重ねるごとに思考は深まり、さらにコロナ禍を経て、賑わいや人が集うことの意味、そしてプロジェクトそのものの意義についても、改めて向き合う機会となり、PARCは進化し続けています。