
- 方向性I人々が活動する沿道空間の充実
札幌駅南口に、
憩いのイベント広場が出現。
プロジェクトの目的
札幌駅南口駅前広場において、レストスペースの設置等の屋外空間の活用を行うことにより、札幌駅前通地区地上部のにぎわい創出に繋げるとともに、都心部の象徴的な空間で時間消費を楽しめる地区の実現に向けた仕組み・手法の確立を図る取組です。
成り立ち
2016年春、札幌駅南口駅前広場を活用した社会実験の検討を始め、札幌市や警察と綿密に協議しながら道路占用・使用許可を得て同年7月に実験事業「エキヒロcafe」がスタートしました。2018年までは社会実験という位置付けでしたが、2019年からは夏季の広場活用方法として定着化し、2022年から現在の「サツエキテラス」という名称へと変わりました。事業の実施主体は札幌駅前通地区活性化委員会ですが、レストスペースの設置・運営は札幌駅総合開発(株)が担い、パフォーマンス展開は札幌駅前通まちづくり(株)がコーディネートしています。

開催実績
2025年
7月4日(金)~9月28日(日)
2024年
7月4日(木)~9月8日(日)
2023年
6月30日(金)~7月30日(日)
2022年
6月24日(金)~7月31日(日)
2021年
7月1日(木)~9月19日(日)
2020年
7月1日(水)~9月22日(火祝)
2019年
6月22日(土)~9月16日(月祝)
2018年
6月22日(木)~9月17日(月祝)
2017年
6月23日(金)~9月24日(日)
2016年
7月21日(木)~9月25日(日)
主な取り組み
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レストスペース設置
パラソルとテーブル、イスが設置され駅前に小洒落たオープンテラスが展開されます。人口芝スペースの展開も始まり、老若男女問わず駅前でゆっくり過ごせる空間が生み出されています。
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ストリートパフォーマンス
まち会社が選定したパフォーマーが日常的な賑わいをもたらします。ジャグリングやヴァイオリン演奏、一輪車など幅広いジャンルが楽しめます。様々な事業を手掛けるまち会社のノウハウはここにも活かされています。
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10年を経て
開始以来、毎年実施してきた取り組みですが、周辺の開発などによる環境変化を踏まえて、展開の仕方を再考する必要が出てきました。次のステップを見据え、駅前のにぎわいづくりに取り組んでいます。
スタッフの声
毎年駅前で人の流れを眺めていますが、レストスペースがあるのと無いのとでは人の滞留具合の差は歴然です。どうしても管理や運営の都合上夏のあいだずっと続けるわけにもいかないのですが、できるだけ開催できるよう調整を図っています。