サッポロ・パラレル・ミュージアム2025 開催のお知らせ

サッポロ・パラレル・ミュージアム2025

サッポロ・パラレル・ミュージアムは、札幌駅前通のさまざまな商業ビルや地下歩行空間に作品を展示して、日常と違う視点でまちを巡る鑑賞体験をお届けします。4回目となる今回は、7つの会場およびオンラインでの作品展示を行います。また、有楽町アートアーバニズムYAUと連携するエクスチェンジプログラムや、札幌で活動する作家のグッズなどが購入できるミュージアムショップ、スタンプラリー、トークイベントも展開します。見慣れたまちの風景を普段と違った角度から見る体験をお楽しみください。

日時2025年2月1日(土)―2月9日(日)11:00-19:00
会場赤れんが テラス、札幌駅前通地下歩行空間、札幌ステラプレイス、sitatte sapporo、大丸札幌店、D-LIFEPLACE 札幌、NOASIS 3.4 日本生命札幌ビル
出展作家今井俊介、志賀耕太、神農理恵、鈴木悠哉、vug
主催札幌駅前通地区活性化委員会
ディレクション札幌駅前通まちづくり株式会社
〈共同企画〉一般社団法人PROJECTA〈コーディネート〉CAI現代芸術研究所/CAI03
助成令和6年度 文化庁 文化芸術創造拠点形成事業
特別協力さっぽろ雪まつり実行委員会、札幌駅前通振興会
連携企画ユネスコ創造都市ネットワーク都市間連携事業、有楽町アートアーバニズムYAU、NEVER MIND THE BOOKS、札幌国際芸術祭(SIAF)、まちのこそだて研究所gurumi
協力株式会社小川特殊印刷、日本電気株式会社

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WEBページ(2月1日㈯にすべて公開となります。)

出展作家

今井俊介/IMAI Shunsuke

場所|①札幌ステラプレイス イースト 1F
   (東コンコース・ショーウィンドウ)
   ⑨札幌駅前通地下歩行空間(憩いの空間/北1東)
1978年福井県生まれ、東京都在住。主にカラフルなストライプ柄が重なり合う構図の絵画を制作している。ファッションブランドとのコラボレーションや、出力紙を素材とした大型壁面作品、布を用いた映像作品など、多様な表現手法に取り組みながら、色・形・構図といった絵画の基本要素を探求。絵画の可能性や「見ること」の本質を追求し続けている。近年の主な個展に、2023年「スカートと風景」(東京オペラシティアートギャラリー)などがある。
「untitled」90 x 72 cm / acrylic on canvas / 2017

志賀耕太/SHIGA Kota

場所|②大丸札幌店 1F(正面玄関)
   ③大丸札幌店 6F(グリーンパティオ前)
1998年東京生まれ。東京を拠点に、空間や道具の規則を流用し、「遊ぶ」ことで、現代の都市を捉え直すようなショートフィルム、パフォーマンスビデオを制作している。また、 映画や出版の企画をコレクティブ tatazumiとして行っている。
「眩暈_spatial disorientation」/ 2023

vug

場所|④D-LIFEPLACE 札幌 B1F 北3西4
   ⑦sitatte sapporo B1F(ステップガーデン)
1988年愛知県生まれ。名古屋を拠点に活動。4歳の頃から独学で絵を描き始め、10代ではグラフィティに影響を受け、ライターとしても活動していた。現在はペインティングを軸に、コラージュやドローイング、刺繍、陶芸、タトゥーなど多様な技法を横断的に用いて、自由気儘な表現を編み出している。近年は自身の日常生活での一コマを、独特な言葉遊びの文字と組み合わせて描く日記的作品を中心に制作している。

神農理恵/SHINNO Rie

場所|⑤NOASIS 3.4 日本生命札幌ビル B1F 北3西4
   ⑩札幌駅前通地下歩行空間(憩いの空間/北1東)

1994年三重県出身。2020年武蔵野美術大学院 造形研究科 修士課程 美術専攻 彫刻コース修了。鉄やコンクリートブロックなどの素材と樹脂や着彩を組み合わせ、即興的に素材を裁断、結合、変形することで立体を形作る。物質固有のテクスチャーによる無数の重ね合わせの上に、軽やかな色感や形状を取り込み、堅くやわらかで、繊細かつ荒々しいといった両義的なイメージを浮かび上がらせる。
「Cat runs away from Mouse, Mouse runs away from Cat.」
撮影:藤井昌美/画像提供:Minatomachi Art Table, Nagoya [MAT, Nagoya]

鈴木悠哉/SUZUKI Yuya

場所|⑥赤れんが テラス 1F・Web

1983年福島県生まれ。現在札幌を拠点に活動。都市を集合的無意識の集積と捉え、都市風景の断片から独自に記号的なイメージを抽出し、ドローイング、ペインティング、立体、映像など様々なメディアに転換、インスタレーションという形態を通じて現実世界を独自の視点でシミュレーションする。主な展覧会に、「The 25-Hour Days」(基隆美術館,2024)、「Archaic Future」(モエレ沼公園,2023)、「Post Language Realm」(クンストラーハウス・ベタニエン,2021) など。
「Post Language Realm」/ 2021 / 写真:David Brandt

<EXCHANGE PROGRAM>
YAU ⇔ サッポロ・パラレル・ミュージアム vol.3「まちとアートの現場体験」

場所⑧札幌駅前通地下歩行空間(憩いの空間/W)
出展作家坂本敦
アートマネージャー岡佑樹(札幌)、小堀多眞恵(東京)
グラフィックレコーディング平中まみ子/まみこし

サッポロ・パラレル・ミュージアムと有楽町アートアーバニズム「YAU」は、それぞれ札幌と有楽町で「アート」を軸としたまちづくりを実践しています。本プログラムでは、気鋭のアーティストと次世代のアートマネージジメント活動に関心のある方3名を対象として、札幌と有楽町を舞台に、アート作品をまちへ設置することをオンラインと実際の展示を通して共に学び、その経験を共有します。

YAU OPEN STUDIO ‘25

会期2025年3月6日(木)〜9日(日)
会場YAU STUDIOほか(東京都千代田区丸の内三丁目1番1号 国際ビル7F)

詳細はYAUウェブサイトにて公開いたします。https://arturbanism.jp

<連携企画>
ユネスコ創造都市ネットワーク メディアアーツ分野加盟都市連携事業

「未来のさっぽろで遊ぶゆるキャラを作ろう」 

場所⑪札幌駅前通地下歩行空間(憩いの空間 / 北1東)
連携都市コロンビア・カリ市(UCCNメディアアーツ都市)
協力札幌市立もみじ台中学校美術部、コロンボ日本センター&ラス・アメリカススクール

札幌市は、2013年にユネスコ創造都市ネットワークにメディアアーツ分野で加盟して以来、世界の創造都市との文化交流に取り組んでいます。2024年度は、コロンビア・カリ市と連携し、中学生の子どもたちによる交流事業を実施しました。子どもたちは、自分の都市の特徴だと思うキーワード10個を互いに交換し、相手都市の自然や文化・歴史等の調査・学習を経て、相手都市をイメージしたキャラクターをデザインしました。そのキャラクターを札幌市が 3DCG化し、未来のさっぽろで両者が交流をしている様子を短いCG映像で表現しています。

THE SHOP〈2/1, 2, 8, 9〉

パラレル・ミュージアムショップの様子 / サッポロ・パラレル・ミュージアム2024

パラレル・ミュージアムショップ produce by NEVER MIND THE BOOKS

NEVER MIND THE BOOKSは、2011年にはじまった札幌で開催されるZINE・リトルプレス等の展示販売イベントです。制作・プリント・製本まですべて手作りのZINEや小冊子、フリーペーパー、漫画、印刷されたリトルプレスやアーティストブックなど、その内容は多岐にわたり、さまざまなジャンルが展示・販売し、作り手から直接購入することができます。今回は、NEVER MIND THE BOOKSプロデュースのもと、週末のみの「サッポロ・パラレル・ミュージアムショップ」を展開し、札幌で活動する作家の皆さんを紹介します。
http://nevermindthebooks.com/

日程2025年2月1日(土)、2日(日)、8日(土)、9日(日)
場所札幌駅前通地下歩行空間(憩いの空間 / 北1東)出入口7と9の間

出展者

2月1日(土)fuu / 西野史哉、やまだなおと
2月2日(日)2= 、ie
2月8日(土)西の川の周りに集合、かりかりべーこん
2月9日(日)OTO TO TABI / しゃけ音楽会、ユウキマスミ
各日11:30~18:30
※上記出展者は変更になる場合がございます、ご了承ください。

各販売イベント (2月1日、2日、8日、9日)

Key Holder Park
20名以上の作家によるオリジナルキーホルダーの展示販売
※フライヤーにおいて、販売時間に誤りがございました。
正しくは11:30-18:30となっておりますので、ご了承ください。

THE TALK〈2/1〉

オープニングトークの様子 / サッポロ・パラレル・ミュージアム2024
  • オープニングトーク
  • 「 まちづくりとアートの展望」
    ーアーティストトーク & 企画運営トークー
  • 第一部 YAU×パラレル「学びのエクスチェンジ」
  • 第二部 アーティストトーク

第一部では、アートとまちづくりの現場において、新たな人材の育成と地域間交流への期待を背景に、「学び」をテーマとしたYAUxパラレルエクスチェンジについて紹介します。札幌の「シンクスクール」や東京のYAUで展開されているラーニングプログラムの紹介、そして本プログラムに参加する3名にお話を伺います。
第二部は、本展覧会に参加する作家5名によるアーティストトークです。本展への出展作品および、これまでの作家活動などについてそれぞれお話しいただきます。

日程2025年2月1日(土)16:00〜19:00
会場眺望ギャラリー テラス計画
住所札幌市中央区北2条西4丁目1 赤れんがテラス 5F(3Fより専用エレベーターに乗り換え)
登壇予定第一部 坂本敦、岡佑樹、小堀多眞恵、山本さくら 他
第二部 今井俊介、志賀耕太、神農理恵、鈴木悠哉、vug
定員20名程度 ※席に限りがあるのでご予約をお願いします。

トークのご予約はこちらから

THE TOUR〈2/8〉

親子ばらばら・アート鑑賞ツアー

親子で美術館に行くと、本当はゆっくり鑑賞したいのに子どもに合わせて作品をじっくり見ることができない…。そんな経験がある方は多いのではないでしょうか?そこで今回、子育て中の親がゆっくり美術鑑賞する機会を作りたいと考え、親と子どもがバラバラに鑑賞する機会をつくります。

日程2025年2月8日(土)
時間11:00~12:30
場所眺望ギャラリーテラス計画
案内人おとな:山崎正明(美術教育研究者) 子ども:深澤孝史(美術家)
対象親子10 組(一人で回れる子ども対象)※要予約 2/4締切
連携まちのこそだて研究所gurumi

ツアーのご予約はこちらから(※要予約 2/4締切)

THE STAMP RALLY〈2/1-9〉

スタンプラリーの様子 / サッポロ・パラレル・ミュージアム2024

スタンプラリーで、パラレルオリジナルグッズをプレゼント!

会期中、サッポロ・パラレル・ミュージアムの7会場・11カ所を巡ってスタンプを11個集めると、オリジナルグッズと交換できます。作品横のキャプションにある二次元コードをスマホで読み取って、スタンプを集めてください。

設置場所MAP ①〜⑪
引換期間2025年2月1日(土)―2月9日(日)11:00-19:00
引換場所札幌駅前通地下歩行空間(憩いの空間 / 北1東)に設置するインフォメーションブース
景品先着200名様に、オリジナルサコッシュやオリジナルトートバックなどから、
選べるグッズをプレゼント!
参加方法①LINEアプリをスマートフォンにダウンロード
②会場にある二次元コードをカメラ(バーコードリーダ)で読み込む
③表示される「さっぽろ★知らさるコンパス」とのLINE友達登録画面から
友達登録
④イベントメニューを選択

CONTACT US

札幌駅前通地区活性化委員会事務局:札幌駅前通まちづくり株式会社
担当|柴田、赤坂、今村
TEL|011-211-6406 FAX|011-211-6408 E-mail|info@ekimaest.jp

  • サッポロ・パラレル・ミュージアムは、駅前通沿道事業者、札幌市等が連携して、都心部の新たなにぎわいを創出し、世界に向けてメディアアーツ都市・札幌(2013年ユネスコ創造都市ネットワーク加盟)を発信する事業の一環として実施します。
  • 札幌駅前通地区活性化委員会は、この地区の地域価値の向上を図るため、駅前通沿道企業や札幌市などで構成された団体です。この地区のビジネスパーソンや来街者が楽しく快適に過ごせるよう、にぎわい創出に取組んでいます。

※内容は変更になる場合がございます。