2015年4月より毎月テラス計画で開催している「Meeting Point」は、「まちの未来を考える」をテーマにアートやまちづくりの分野で活躍しているゲストをお招きする連続レクチャーです。表現活動や地域活動を 担う人材育成と、ネットワークの構築を目的に、学びと出会いの合流地点(ミーティングポイント)をつくっていきます。
◎ 今月のMeeting Point
Meeting Point 7回目は北川フラム氏(アートディレクター)をお招きして、第一部 講演『美術による地域と都市の交換』では「アパルトヘイト否!国際美術展」「ファーレ立川」「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」「瀬戸内国際芸術祭」など日本における国際芸術祭の牽引役としてのこれまでの活動についてお話いただきます。第二部ではモデレーターを中心に、会場との質疑応答を交え、社会と芸術の関係や、芸術とは何か?など、これからの日本のアート界について提言していただきます。
◎Meeting Point 7「美術による地域と都市の交換」
講師| 北川フラム(アートディレクター)
モデレーター| 酒井秀治(まちづくりプランナー/株式会社ノーザンクロス)
高橋喜代史(アーティスト/一般社団法人PROJECTAディレクター)
日時| 10月29日(木)19:00〜21:00(開場18:30)
料金| 一般予約1000円(当日1500円)
学生予約500円(当日1000円)※会場で学生証をご呈示ください。
定員| 30名
会場| 眺望ギャラリー[テラス計画]
住所| 札幌市中央区北2条西4丁目 札幌三井JPビルディング 赤れんがテラス5階
主催| 札幌駅前通まちづくり株式会社 http://www.sapporoekimae-management.jp/
企画| 一般社団法人PROJECTA
[お問い合わせ]
TEL:011-211-6406(札幌駅前通まちづくり株式会社:今村)
mail:info@projecta.or.jp(PROJECTA:赤坂)
◎ 講師のプロフィール
●北川フラム(きたがわふらむ)アートディレクター
1946年新潟県高田市(現上越市)生まれ。東京芸術大学卒業。
主なプロデュースとして、現在のガウディブームの下地をつくった「アントニオ・ガウディ展」(1978‐1979)、日本全国80校で開催された「子どものための版画展」(1980‐1982)、全国194ヶ所38万人を動員し、アパルトヘイトに反対する動きを草の根的に展開した「アパルトヘイト否!国際美術展」(1988-1990)等。地域づくりの実践として、2000年にスタートした「大地の芸術祭
越後妻有アートトリエンナーレ」(第7回オーライ!ニッポン大賞グランプリ〔内閣総理大臣賞〕他受賞)、「水都大阪」(2009)、「にいがた水と土の芸術祭2009」「瀬戸内国際芸術祭2010、2013」(海洋立国推進功労者表彰受賞)等。長年の文化活動により、2003年フランス共和国政府より芸術文化勲章シュヴァリエを受勲。2006年度芸術選奨文部科学大臣賞(芸術振興部門)、2007年度国際交流奨励賞・文化芸術交流賞受賞。2010年香川県文化功労賞受賞。
2012年オーストラリア名誉勲章・オフィサー受賞。「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」、「瀬戸内国際芸術祭」の総合ディレクター。