札幌駅前通まちづくり会社では、「空間活用によるにぎわいづくり」「個性豊かなストリート文化の創出」「安全・安心・快適な環境整備」「将来のまちづくりを担う人材育成」「駅前通地区・札幌・北海道の魅力発信」の5つの柱のもと、チ・カ・ホやアカプラ、テラス計画などを活用したさまざまな活動を行っています。

代表的な取り組み

< チ・カ・ホ >

●Public Art Research Center[PARC]

パブリックからアートを考え、アートからパブリックを考える Public Art Research Center[PARC]は、1日約7万人が通る地下歩行空間の広場を舞台に、現代のパブリックアートとパブリックスペースを多角的に考察していくアートプロジェクトです。


●kuraché(クラシェ)

「暮らし」×「マルシェ」の意味で、北海道らしい暮らしに新たなシーンを提案するマルシェです。多彩なテーマに沿って、こだわりを持ったつくり手が出店します。


●北海道イベントインフォメーションボード

「さっぽろ・北海道の魅力発信」を目的とし、地域のお祭りやイベント情報を掲示できるスペースです。


●Public "Play"ces Project

"学び"の基本は"遊ぶ"こと。
公共空間(Public Places)で遊ぶ・楽しむ(Play)イベントを行い、親子の居場所やコミュニティの創造を目指すプロジェクトです。


●SAPPORO PERFORMANCE PARTY

選りすぐりのパフォーマーが全国から集結し、札幌駅前でパフォーマンスのおもてなしをします。
上質なパフォーマンスが複数の会場で繰り広げられ、エリア全体の一体的なにぎわいを実現します。また、来街者に各会場をまわっていただき、エリアの回遊性の向上を目指しています。


<アカプラ>

●サッポロフラワーカーペット

「フラワーカーペット」は、花びらや自然素材を用いて1つの大きな絵を作り上げるイベントで、ベルギーの首都ブリュッセルでは、2年に1度大きな祭典も開かれます。
札幌では2014年に第1回が開催され、毎年市民ボランティアや近隣地域の方々とともに、色とりどりの花絵を制作しています。


●さっぽろ八月祭

2015年に札幌駅前通地区に誕生した「まちのお祭り」です。赤レンガが敷き詰められたアカプラを、市民の皆さまから寄せられた布を縫い合わせた鮮やかな大風呂敷で彩ります。生バンドの演奏で楽しむ盆踊りをはじめ、一般公募によるメンバーが即興演奏するオーケストラSAPPORO!など、楽しい企画が盛り沢山です。


●さっぽろユキテラス

アカプラを舞台に、”雪と光”をモチーフにして札幌の冬の魅力を発信するプロジェクトです。
寒さ厳しい札幌の冬に降り積もる雪をアーティストの創造力で魅力的に演出し、サイトスペシフィックな体験を提案します。


●アカプライルミネーション

冬季間のアカプラの美しさを体感していただく企画。北海道に現存する最古の街路樹であるアカプラのイチョウ並木を、変幻自在に色が表現できる3 色の LED とサウンドアーティスト大黒淳一氏による音楽と光を連動させた演出で彩ります。


●アカプラテイクアウト ~みんなのテラス席プロジェクト~

お昼ごはんや休憩にぴったりなテイクアウト食品などを販売するキッチンカー事業者の方々に出店いただき、 アカプラに日常の憩いとくつろぎの場をつくります。


●アカプラ会社対抗のど自慢大会

札幌駅前通地区の活性化および会員企業間の親睦・交流を目的として、札幌駅前通振興会会員および会員が所有しているビル等のテナントを対象に2015年より開催し、毎年好評を得ている夏の風物イベントです。


<駅前通>

●眺望ギャラリー「テラス計画」

多くのアーティスト、デザイナー、学生、ビジネスパーソンの参画により、眺望のみならず、人々が自由に交流し、札幌らしい生活・芸術文化の計画・提案が行われる『創造の場』を目指しています。主な活動として企画展示やレクチャー、ワークショップなど行っています。


●Happy Tree Street

「ふゆのまち歩きを楽しく」をコンセプトに、「Happy Tree(装飾したツリー)」を札幌駅前通の各施設の軒先に飾り、クリスマスや季節の雰囲気を広げておもてなしをする取り組みです。


●アカプラリー

アカプラリーでは、アカプラを軸として、札幌のメインストリート「札幌駅前通」と開拓使通「北3条通」が交わる当エリアで、隣接する商業施設との連携により、新たなにぎわいづくり、地域連携による地区のさらなる活性化を図ります。


●札幌駅前通アワード

まちづくりとアートの未来をつくる「札幌駅前通アワード」では、「札幌駅前通」を中心に札幌を文化的で創造的なまちとして発信することを目的に誕生しました。まちを面白くするアイデアや作品プランを2年に1度募集し、芸術文化にあふれた魅力的なまちづくりを目指します。


●駅前通 short clip ~新しい日常の駅前通に~

新型コロナウイルス感染拡大の影響で様々なイベントが中止となり、文化芸術の発表・鑑賞拠点は厳しい状況に置かれています。そこで、音楽家、劇団、ダンサー、映像作家等から公募した活動の動画を、駅前通のコンテンツを活用して発信していきます。


●Sapporo Parallel Museum 

「Sapporo Parallel Museum」は、現実空間と仮想空間が並行して存在する展覧会です。現実空間では札幌駅前通を中心にした街中で、仮想空間ではwebサイト内で異なる作品を展示します。


●札幌駅前通ストリートガーデン

札幌駅前通が賑わいと潤いのある都市の歩行空間となるように、地域の皆さんとともにみどりづくりに取り組んでいます。


<その他>

●Think School

まちづくりとアートを学びながら、自分の好きなこと、やりたいことを「見つける」「深める」「伝える」技術を磨く学校です。
アートマネジメントとまちづくりの手法から企画の組み立て方を学ぶ「企画コース」とアーティストとキュレーターから作品制作と展示の基礎を学ぶ「制作コース」の2つのコースがあります。


●まちのこそだて研究所「gurumi」

gurumiでは、まちで働く幼い子を持つお母さん、お父さん、子どもに関わるすべての人とともに、働きながらどう子育てしていくのかを研究します。研究内容は、子育てに関する多角的な学びや「ちょっと聞いてほしい」「ちょっと聞きたい「それ、わかる」という共感など、子育てに関係するあらゆるもの・ことです。


●人体改造カブ式会社

新たなエリアマネジメント活動のひとつとして、札幌駅前通地区において主役となるビジネスパーソンの健康づくりに取り組むことで札幌駅前通地区全体の健康の底上げを図り、「札幌駅前通地区をビジネスパーソンのみなさんが働きやすい、健康な地区」を目指す取組みです。


過去の取り組み

●札幌駅前十街区テイクアウトMAP

駅前十街区及び周辺の飲食店で、新型コロナウイルス感染拡大防止策としてテイクアウトを行っている店舗をまとめたMAPです。
札幌駅前通地区にお勤めのビジネスパーソンに向けて発信します。


●Ouchi Time Sharing Project

まちの皆んなが自宅でも快適に楽しく、充実した時間を過ごすことができるように、“おうち時間”を楽しむアイデアや”おうち時間”を過ごしやすくするためのサービスに関する情報を募集して、このホームページで共有していきます。


●チカチカ☆パフォーマンススポット

札幌駅前通地下歩行空間及び札幌市北3条広場にパフォーマンスで交流る賑わいをつくりだすために、大道パフォーマンス、音楽活動、美術系活動に活動場所を無料で提供します。オーディション(半年に1度開催)の上、活動ライセンスを発行しています。


●コバルドオリ

札幌駅前通地区の仲通りの魅力を新たに発信する試みです。
新たな通りの文化創出を目指し、地場の事業者や若手起業家による飲食店舗のほか、都心部に新たに店舗を構えていきたい事業者に向けたチャレンジショップ、イベント等も実施できるコミュニティスペース「コバル計画」を開設し、まちを面白くするプレイヤーがつながりあう交流の場として運営しています。


●Meeting Point

2015年4月より毎月テラス計画で開催している「Meeting Point」は、「まちの未来を考える」をテーマにアートやまちづくりの分野で活躍しているゲストをお招きする連続レクチャーです。表現活動や地域活動を 担う人材育成と、ネットワークの構築を目的に、学びと出会いの合流地点(ミーティングポイント)をつくっていきます。


●越山計画

越山計画は、「つくる・まなぶ・であう」ことを目的とした期間限定のスペースです。建替えのタイミングでぽっかり空いてしまったビルやその一部スペースを使って、いろいろな人たちが出会い、催し物などを行うことができる「まちの交流の場」をつくりました。


●つながるショップ

生産者と消費者をつなぐ交流の場として道産素材にこだわった特産工芸品などを商品開発します。対面形式でご北海道の素敵なものをPRします。


●CLT仮設店舗[ウッド・キオスク・プロジェクト]

全国初となる北海道産カラマツ材を使用したCLT工法(クロス・ラミネイテッド・ティンバー=直交集成板)により製作した、屋外イベント向け「CLT仮設店舗」を開発しました。