SAPPORO YUKITERRACE 2019(さっぽろユキテラス2019)
会期:2019年2月3日(日)〜11日(月・祝)
時間:12:00〜20:00
会場:札幌市北3条広場“アカプラ”
住所:札幌市中央区北2~3条西4丁目
入場無料
札幌の都心に新たな憩いとにぎわいを創出している「札幌市北3条広場“アカプラ”」。「さっぽろユキテラス」はアカプラを舞台に、“雪と光”
をモチーフにして札幌の冬の魅力を発信するプロジェクトです。札幌の冬の寒さはとても厳しく、降り積もる雪は時に厄介者として扱われることもありますが、見方を変えると雪は美しく、このまちならではの特徴と言える大切な資源です。「さっぽろユキテラス」は、その資源をアーティストの創造力で魅力的に演出し、この冬のこの場にしか生まれないサイトスペシフィックな体験を提案します。
5回目となる今年は、アカプラに雪や氷を用いた美術館「スノーミュージアム」が登場します。本物の美術館のように構造物を建築家がデザインし、その美術館の内外には、国内外で活躍するアーティストの作品が展示され、市民や観光客のみなさんに北国ならではの鑑賞体験をしていただきます。また、アイスバーも出現し、軽食や飲み物などをお楽しみいただけます。9日間限りの雪と光でつくられた世界をぜひ体験してください。
出展作家:
小金沢健人[屋外インスタレーション]
今村遼佑、タムラサトル、山内祥太[スノーミュージアム内部]
五十嵐淳[スノーミュージアムデザイン]
ラップランド大学芸術・デザイン学部 × 北海道大学工学研究院[屋外彫刻]
会田大也[雪のプロジェクト]
※変更になる場合がございます。
アーティストトーク
日時|2018年2月3日(日)|13:30〜15:00トーク|18:30〜交流会|入場無料
会場|札幌文化芸術交流センター SCARTS(札幌市中央区北1条西1丁目 札幌市民交流プラザ)
主催:札幌駅前通地区活性化委員会
後援:北海道
特別協力:さっぽろ雪まつり実行委員会、糸冬工藝社、有限会社松井商事
事務局:札幌駅前通まちづくり株式会社
アイスバー特別協賛:三井不動産株式会社
助成:平成30年度 文化庁 文化芸術創造拠点形成事業
●このプロジェクトは、駅前通沿道事業者、札幌市等が連携して、都心部の新たなにぎわいを創出し、世界に向けてメディアアーツ都市・札幌(2013年ユネスコ創造都市ネットワーク加盟)を発信する事業の一環として実施します。
●フィンランド共和国ロヴァニエミ市ラップランド大学芸術・デザイン学部と北海道大学工学研究院の協力により、交流プログラムを行います。
●札幌文化芸術交流センター SCARTS「Sapporo WInterChange」の連携プロジェクトとして実施します。
●札幌駅前通地区活性化委員会は、この地区の地域価値の向上を図るため、駅前通沿道企業や札幌市などで構成された団体です。この地区のビジネスパーソンや来街者が楽しく快適に過ごせるよう、にぎわい創出に取り組んでいます。
●参加アーティスト
会田大也(あいだ だいや)Daiya Aida
ミュージアム・エデュケーター/アーティスト
1976年東京都生まれ。情報科学芸術大学院大学[IAMAS]修了後、2003年から2014年までメディアアートをテーマとした山口情報芸術センター[YCAM]に教育普及担当として勤務。鑑賞プログラムや市民参加プログラム、メディアワークショップや公園型展示作品の企画運営を行う。これらの事業でキッズデザイン賞大賞やグッドデザイン賞、メディア芸術祭審査委員会推薦作品など受賞。2013年に、国際交流基金による日・ASEAN友好協力40周年記念日本と東南アジアを巡回するメディアアート展「MEDIA/ART KITCHEN」に、7カ国13名のキュレーターチームの一員として協働。2014年より東京大学リーディング大学院プログラムGCL-GDWS特任助教として、ワークショップデザインを教える。「あいちトリエンナーレ2019」キュレーター。
今村遼佑(いまむら りょうすけ)
Ryosuke Imamura
アーティスト
1982年生まれ。主な展覧会に、「雪は積もるか、消えるか」(2018年/個展、アートラボあいち、愛知)、「くちなしとジャスミンのあいだに」(2017年/個展、アートスペース虹、京都)、「オープンシアター『KAAT突然ミュージアム2016』」 (2016年/神奈川芸術劇場、神奈川)「アート・スコープ
2012-2014」(2014年/原美術館、東京)、「ヨコハマトリエンナーレ2011」(2011年/横浜美術館、神奈川)など。光、音、匂いなど環境に対する人の知覚を元に、その関係性を考察し、インスタレーション、映像、立体など様々な形にて作品を展開している。
小金沢健人(こがねざわ たけひと)
Takehito Koganezawa
美術家
1974年東京生まれ。武蔵野美術大学卒業後、1999年から2017年までベルリンを拠点に活動する。時間を探るためにビデオを手に制作を始め、動きや空間への興味の拡大につれてドローイングやパフォーマンスへと活動範囲が拡がっている。横浜トリエンナーレ、あいちトリエンナーレをはじめ、マニフェスタ、シャルジャビエンナーレなど国際展への参加多数。
タムラサトル(たむら さとる)
Satoru Tamura
現代美術作家
1972年 栃木県生まれ。1995年 筑波大学 芸術専門学群 総合造形卒業。主な展示に、2010年「 小山マシ-ン」 小山市立車屋美術館、2013年「 あいちトリエンナーレ 2013 企画コンペ 」 長者町会場、2014年「
タムラサトル《真夏の遊園地》」栃木県立美術館など。回るワニ、後退するクマ、登山する山、端数がない重量の彫刻、開放的な100Vのスイッチ、動き続ける図形もしくは文字、10回たたく装置、空間を最大限に使用しただけインスタレーション などを制作・発表している。2019年 2月23日より「 Domein of Art 22 / WALL to WALL 」 プラザノース
ノースギャラリー(さいたま市)を開催。
山内祥太(やまうち しょうた)
Shota Yamauchi
アーティスト
1992 年岐阜県生まれ、神奈川県在住。2016年東京藝術大学映像研究科メディア映像専攻卒業。学生時代に彫刻と映像を学び、近年は実写、 3DCG を横断する映像作品や油粘土を用いた彫刻作品の制作を通して、自分がいる世界について追求する。
主な展覧会歴に「TOKYO WONDER SITE - EMERGING 2017
恐怖のまわり道」(トーキョーワンダーサイト本郷、東京)、「イン・ア・ゲームスケープヴィデオ・ゲームの風景,リアリティ,物語,自我」(NTTインターコミュニケーション・センター、東京)「六本木クロッシング2019展:つないでみる」(森美術館、東京、2017)などに出展。
ラップランド大学・北海道大学
University of Lapland &
Hokkaido University
コメント:2019年は日本とフィンランドの国交樹立100周年となります。北海道大学はフィンランドの多くの大学と連携しており、今回、そのうちの一つのラップランド大学(フィンランド・ロバニエミ市)とユキテラスにて作品を共同作成することになりました。作品のタイトルはSuojaです。Suojaはフィンランド語でシェルターという意味です。この作品では雪や氷といった素材を使い、また、インタラクティブなコミュニケーション技術を利用して家族や安心といった感覚がもたらされる作品を目指します。
●スノーミュージアム設計
五十嵐淳(いがらし じゅん)
Jun Igarashi
建築家
1970年北海道生まれ。1997年株式会社五十嵐淳建築設計事務所設立。著書・「五十嵐淳 / 状態の表示」(2010年、彰国社)、「五十嵐淳 / 状態の構築」(2011年、TOTO出版)。主な展覧会・2009年 五十嵐淳×松岡恭子 −
北海道と九州の若き建築家の交錯展 /デザインギャラリー1953 (東京・松屋銀座)、2011年 状態の構築 / TOTOギャラリー間 (東京・乃木坂)。主な受賞・第19回吉岡賞、大阪現代演劇祭仮設劇場コンペ最優秀賞、BARBARA CAPPOCHINビエンナーレ国際建築賞グランプリ、JCD優秀賞、グットデザイン賞、AR
AWARDS2006、豊田市生涯学習センター逢妻交流館プロポーザルコンペ優秀賞、JIA新人賞 JIA環境建築賞優秀賞、北の聲アート賞奨励賞、ap賞、日本・デンマーク外交関係樹立150周年記念奨学金受賞、北海道建築賞、日本建築学会賞(教育賞)など
[連携プログラム]
●Sapporo WInterchange(さっぽろウィンターチェンジ)
会期:2月1日(金)〜6日(水)
時間:10:00–18:00
会場:札幌市民交流プラザ
https://www.sapporo-community-plaza.jp/event_winterchange
●さっぽろ垂氷まつり2019 (さっぽろたるひまつり)
会期:2月1日(金)〜11日(月・休) ※2月4日(月)は休館日
時間:10:00–18:00
会場:札幌市資料館 特設会場
https://siaf.jp/siaflab/2018/01/17/taruhi2018/
●赤れんがアイステラス
日時|2月2日(土) 〜 2月11日(日)12:00 〜 20:00
ICE BARとICE WALL、本格的な厨房を搭載した話題の「クルーズキッチン」が登場!
氷の世界の中で、赤れんがテラス4店舗のスペシャルメニューをお楽しみください!
お問い合わせ|三井不動産株式会社 北海道支店 011-231-2481