Public Art Research Center 7[PARC7:とおくのことを考える]開催!

Public Art Research Center 7[PARC7:とおくのことを考える]

Public Art Research Center[PARC](パーク)は、1 ⽇約7 万⼈が通る札幌駅前通地下歩⾏空間(チ・カ・ホ)の広場を舞台に、現代のパブリックアートとパブリックスペースを多⾓的に考察していくアートプロジェクトです。PARC 7のテーマは「とおくのことを考える」。遠さは距離や時間、環境の違いなど⼈によって捉え⽅は様々です。3組のアーティストに、想像⼒を喚起し考えるきっかけとなる作品を展開してもらうことで、⾃分と遠くはなれたことを想像することの困難さやもどかしさについて考察します。遠い土地、知らない人々、未来や過去、自分とは違う環境や立場を想像すること。対話し、共に考え、何かを作る時間と空間を共有すること。それが利己的に分断されつつある社会のなかで、可能性をきりひらく一つの指針になると私たちは考えます。PARC恒例のDIYワークショップを行うほか、9月24日は鑑賞ワークショッップ「『わからない…!』そこからはじめるアート鑑賞」を実施します。自分たちの疑問や直感をもとに、参加者同士でコミュニケーションしながら、現代アートを鑑賞する面白さを体験できるプログラムです。どちらのワークショップも子供から大人までご参加いただけます。7日間、チ・カ・ホが想像力を引き出す創造的な空間へと変貌するでしょう。


⽇時|2017 年9 ⽉22 ⽇(⾦) 〜 28 ⽇(⽊)12:00〜18:00
会場|札幌駅前通地下歩⾏空間(チ・カ・ホ)
主催|札幌駅前通まちづくり株式会社
共同企画|⼀般社団法⼈PROJECTA
問い|011-211-6406|info@sapporoekimae-management.jp
URL|http://www.sapporoekimae-management.jp


※9 ⽉22 ⽇(⾦)19:00〜テラス計画(赤れんがテラス5階)でアーティストトーク&オープニングパーティーを開催します。入場無料ですのでお気軽にご参加ください。

●作品展示
9月22日(金)〜28日(木)12:00〜18:00|憩いの空間W     
出展作家|小林耕平照屋勇賢山下麻衣+小林直人

 

●「わからない…!」そこからはじめるアート鑑賞
9月24日(日)13:00〜16:00|北3条交差点広場(西)
参加費|無料(30名程度|要予約) 
講師|岡崎大輔(京都造形芸術大学アート・コミュニケーション研究センター)
「これってアートなの?」と思ってしまうこともある現代アート作品。今回は対話型鑑賞プログラムACOP(http://www.acop.jp)をもとに、現代アート作品を子供から大人までみんなで楽しく鑑賞します。

●DIYスタジオ(イスづくりワークショップ)
9月22日(金)〜28日(木)12:00〜18:00|憩いの空間E
①12:30〜14:00  ②14:30〜16:00  ③16:30〜18:00(各回先着2名ずつ|要予約)
材料費| 1,000円〜(作るサイズによる)
木材でイスなどを作ることができるワークショップです。スタッフが木材や道具の扱い方など丁寧にお教えしますので、初心者の方でも安心してご参加いただけます。


●リサーチセンター
9月22日(金)〜28日(木)12:00〜18:00|憩いの空間E                 
国内外のパブリックアートの調査を行い、パブリックスペースや現代のパブリックアートに関する資料の収集と展示を行います。


※スケジュールなどは都合により変更になる場合がございます。予めご了承ください。
※「DIYワークショップ」と「『わからない…!』そこからはじめるアート鑑賞」は、下記フォームから事前にご予約ください。(空きがあれば、予約なしでもご参加いただけます)

●ワークショップお申し込みフォーム

メモ: * は入力必須項目です

●プロフィール

小林耕平|1974年生まれ、埼玉県在住。モノや事象、その関係性の認識を変革する作品を制作。「六本木クロッシング 2007 ─ 未来への脈動」(2007、森美術館)、「ヴィデオを待ちながら 映像 ─ 60 年代から今日へ」(2009、東京国立近代美術館)、「ユーモアと飛躍 ─ そこにふれる」(2013、岡崎市美術博物館)、アーティスト・ファイル 2015 隣の部屋—日本と韓国の作家たち(2015 国立新美術館_日本、国立現代美術館 果川館_韓国)、「あいちトリエンナーレ2016 虹のキャラヴァンサライ」(2016豊橋会場)、「瀬戸内国際芸術祭2016」(2016 香川県伊吹島)、「小林耕平 × 高橋耕平 切断してみる。ー二人の耕平」(2017豊田市美術館)

 

照屋勇賢|1973年 沖縄生まれ、ニューヨーク在住。2001年、ニューヨークのスクール オブ ヴィジュアルアーツ修士課程修了。 2002年、オールドリッチ現代美術館にて新人賞。2005年、ニューヨーク、PS1「Greater New York 2005」、「横浜トリエ ンナーレ」2007年、グッゲンハイム美術館「Shapes of Space」、2009年、金沢21世 紀現代美術館、「愛についての100の物語」2010年、森美術館「六本木クロッシング」、アメリカ大使公邸「時を超えた繋がり:日本のアーティストとアメリカ」等のグルーフ展 に参加。 2015年、ベルリン、ドイツ国立民族博物館・アジア美術館にて、「Yuken Teruya:On Okinawa」個展、2017年、モスクワビエンナーレ、ポンピドゥー•センター•メッスにてグループ展に参加予定。

 

山下麻衣+小林直人|山下麻衣(1976年千葉県生まれ)と小林直人(1974年千葉県生まれ)は高校時代に出会い、2001年より正式にユニット活動を開始。東京芸術大学を卒業後、キュンストラーハウス・ベタニエン(ベルリン、2010)、ISCP(ニューヨーク、2011)、ミュージアム・クォーター(ウィーン、2014)等の各国のレジデンスプログラムに参加し、現在は千葉県在住。主な展覧会に、小山市立車屋美術館(栃木、2015)、クンストハレ・ゲッティンゲン(ドイツ、2011)などでの個展の他、水戸芸術館(茨城、2015)、東京オペラシティアートギャラリー(2013)、横浜トリエンナーレ2011、あいちトリエンナーレ2010、キアズマ現代美術館(ヘルシンキ、2006)などのグループ展で国際的に作品が紹介されている。

 

岡崎大輔|京都造形芸術大学アート・コミュニケーション研究センター専任講師。関西私鉄企業グループの人事担当だった2011年、アート作品の対話型鑑賞プログラムACOP / エイコップ(Art Communication Project)に出会う。美術に関する知識や経験を問わず楽しめること、そして、鑑賞体験がもたらす学びの可能性に魅了され、その後2014年より大学へ参画。現在は主に美術・博物館、小・中・高校、企業、NPO・行政などを対象に、ACOPを応用した教育プログラムを開発・実施している。また、アートとの接点が少なかった経験をふまえ、コワーキングスペースや劇場を中心にワークショップを行うなど、人々がアートと出会い、親しめる場づくりを続けている。

●アクセス

● 札幌駅前通地下歩行空間①②④番出口すぐ
● JR「札幌」駅 徒歩5分
● 地下鉄南北線「さっぽろ」駅 徒歩2分
● 地下鉄東西線・南北線「大通」駅 徒歩5分
※ 駐車場はございませんので、公共交通機関をご利用ください。

●これまでのPARC

◎過去の情報(PARC1〜6)はこちらからご覧ください。

PARC1

PARC2

PARC3

PARC4
PARC5

PARC6