まちづくりとアートの未来をつくる「第2回 札幌駅前通アワード」

まちづくりとアートの未来をつくる「札幌駅前通アワード」

まちづくりとアートの未来をつくる「札幌駅前通アワード」は、「札幌駅前通」を中⼼に札幌を⽂化的で創造的なまちとして発信することを⽬的に誕⽣しました。

まちを⾯⽩くするアイデアや作品プランを募集し、芸術⽂化にあふれた魅⼒的なまちづくりを⽬指します。

 

第2回札幌駅前通アワードは、札幌駅前通地下歩行空間「チ・カ・ホ」の広場を舞台とします。札幌駅前地区と大通地区という2つの商業圏をつなぎ、1日に約12万人が往来する「チ・カ・ホ」は、通路としての利便性に優れているだけでなく、イベントや展示の開催、プロモーションや情報発信、交流の場としても機能しています。

この「チ・カ・ホ」の広場の機能や空間を活かしたまちづくりのプラン(まちづくり部⾨)、現代アートの作品展⽰プラン(アート部⾨)の2部⾨を募集します。


●募集期間|2021年12月20日(月)〜2022年3月13日(日)必着
●応募料 |無料
●賞   |最優秀賞・賞金30万円(各部門1作品)
     「チ・カ・ホ」でプランの実現をしていただきます。
     (会期2022年6月10日〜6月18日予定) ※該当者なしの場合も有り
●応募方法|応募要項に関する詳細につきましては、応募要項をダウンロードしてください。
●主催  |札幌駅前通まちづくり株式会社

●スケジュール(各部門共通)

応募開始   2021年12月20日(月)
応募締め切り 2022年3月13日(日)必着
審査発表   2022年3月末
搬入       2022年6月7日(火)〜6月9日(木)
会期       2022年6月10日(金)〜6月18日(土)
搬出       2022年6月19日(日)
https://www.sapporoekimae-management.jp/award/

まちづくり部門

応募内容

「チ・カ・ホ」の広場部分を使い、波及性・持続性・共同性の効果が期待できるプロジェクトや広場空間の活用方法、及びアフターコロナ・ウィズコロナを意識した企画を募集します。最優秀賞受賞者には、実際にプランを実施していただきます。


応募規定|
未発表のプランであること。
空間の演出、活用の提案、イベント、レクチャー、ワークショップなどプランの形式は問いません。
※「チ・カ・ホ」の図面・広場条例や利用規約等を参照してください。

 

審査基準|
・場所性|「チ・カ・ホ」の場所や地域の魅力を引き出すような企画かどうか
・波及性|札幌駅前通周辺地域への波及が期待できるかどうか
・持続性|持続する可能性があるかどうか
・共同性|新たなコミュニティの形成に繋がるかどうか
・実現性|実現の可能性が高いかどうか

審査員

五十嵐淳|株式会社五十嵐淳建築設計事務所 代表
1997年に株式会社五十嵐淳建築設計事務所設立し佐呂間町にて設計活動をはじめる。第19回 新建築吉岡賞とJIA新人賞に選ばれる。北海道の建築家としては初であり唯一の受賞者。その後も大阪現代演劇祭仮設劇場コンペ最優秀賞、BARBARA CAPPOCHINビエンナーレ国際建築賞グランプリなど多数の受賞歴があり2018年には日本建築学会賞の教育賞を受賞。2011年には東京の建築専門ギャラリーの名門「TOTOギャラリー間」に選出され展覧会「五十嵐淳/状態の構築」展を開催。同時に初の作品集「五十嵐淳/状態の構築」をTOTO出版より出版。他に著書「五十嵐淳 / 状態の表示」(2010年、彰国社)も出版される。2013年には原研哉ディレクションによる「HOUSE VISION」にてTOTO/YKKAPのパヴィリオンを設計。海外の大学や講演会に招かれるなど国内外で広く知られる存在となる。


酒井秀治|(株)SS計画代表取締役/まちづくりプランナー
1975年札幌生まれ。北海道大学工学研究科を修了後、2000年より東京のまちづくりコンサルタントにて主に密集住宅地の再生に従事。2007年夏より、故郷に戻り、(株)ノーザンクロスにて都心部の再開発や広場づくり、リノベーションによる サロン、カフェの企画・デザインコーディネートを通じて、まちなかの再生・賑わいづくりに取り組む。2010年4月、ミツバチの目線で都市部の自然環境を見つめ直す『サッポロ・ミツバチ・プロジェクト』を設立、理事長を務める。近年は、市民力でまちの魅力を創造する『まちのデザイン部』にも関わる。一級建築士。

芳村直孝|札幌駅前通まちづくり株式会社  代表取締役社長
1959年生まれ/北海道大学法学部卒業後、札幌市役所勤務。
都心まちづくり課長時代に、札幌駅前通まちづくり株式会社設立及び札幌駅前通地下歩行空間活用による収益をエリアマネジメント活動費に充当する仕組みづくりに携わる。
その後、PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)事務局長などを経た後、2018年に札幌駅前通まちづくり株式会社に入社。
札幌駅前通地区のビジネスパーソンや都心を訪れる人々と連携しながら、札幌駅前通地区を魅力ある都心の「顔」として育てるため、エリアマネジメントに取り組んでいる。

アート部門

応募内容

「チ・カ・ホ」の広場空間を⽣かし、鑑賞者の創造⼒を引き出すような独創性のある作品プラン、及びアフターコロナ・ウィズコロナを意識した作品プランを募集します。最優秀賞受賞者には、実際に作品を展⽰していただきます。

 

応募規定|
未発表のプランであること。
絵画、映像、空間インスタレーション、写真、アートプロジェクトなど、アート作品のプランであればジャンルは問いません。
※ 実際の作品ではなく、作品プランの審査になります。
※ 「チ・カ・ホ」の図面・規則を参照してください。

 

審査基準|
・空間性|「チ・カ・ホ」の空間が生かされているかどうか
・創造性|鑑賞者・参加者の創造力を引き出すものかどうか
・独自性|従来にない新しい要素や見せ方があるかどうか
・公共性|公共空間で展示する理由が明確かどうか
・実現性|実現の可能性が高いかどうか

審査員

遠藤水城|キュレーター/一般社団法人 HAPS代表理事
1975年札幌生まれ。2004年、九州大学比較社会文化研究学府博士課程満期退学。
2011年より現在まで、東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)エグゼクティブ・ディレクターとして京都のアーティスト支援を精力的におこなう。2017年にはべトナムはハノイに新しく設立されたVincom Center for Contemporary Artの芸術監督に就任するなど、現代美術分野において国内外で活躍している。

 

photo: 麥生田兵吾

端聡|美術家・アートディレクター
1960年生まれ札幌在住。美術家として国内外で活動。1995年ドイツ学術交流会(DAAD)の助成によりドイツに滞在。ブレーメン、ヴェザーブルグ現代美術館、ウェーデル・エルンスト・バーラッフ美術館、上海現代美術館ほか国内外で多数の展覧会に出品、1996年「VOCA/Vision Of Contemporary Art」(東京・上野の森美術館)で奨励賞、ブタペスト国際彫刻絵画ビエンナーレ(ハンガリー)で美術教育文化財団賞受賞。2000年札幌ドームにモニュメントを設置。2016年、あいちトリエンナーレ2016に出品。2017年、札幌国際芸術祭に出品。2004年、札幌文化奨励賞。2012年、北海道文化奨励賞。

今村育子| 美術家/札幌駅前通まちづくり株式会社
1978年札幌生まれ。札幌駅前通まちづくり株式会社企画・デザイン担当/美術家。2006年よりインスタレーション作品を制作し、国内外で展示を行う。2011年より札幌駅前通まちづくり株式会社へ入社し、主に「シンクスクール」「PARC」「さっぽろユキテラス」「テラス計画」の企画や、まち会社主催事業のデザインを担当している。

応募方法(各部門共通)

応募内容、指定の提出物データをGoogleフォームで提出。

 
●応募用Googleフォームはこちら
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdSbRuZ0rqbXWV0xafYYi7D-5cpt4tc9hWcaQI2sy6XTzs9EA/viewform


<提出物>
① 応募内容
② これまでの実績や活動がわかるもの・ポートフォリオ
 (A4サイズ10枚以内/形式自由。上限10MB。)※必須
③ 作品プランイメージ

 (A3サイズ1枚以内/形式自由。上限10MB。)※任意

応募要項

応募要項
駅前通アワード2022_応募要項_fix.pdf
PDFファイル 2.2 MB

審査方法

書類審査のみ。2022年3月下旬に予定する審査委員会において、審査基準に基づき、各部門1作品を最優秀賞に選出します。※該当者なしの場合もあります。

応募・お問い合わせ先

事務局|一般社団法人PROJECTA 
TEL| 011-211-4366(テラス計画)
mail|terracekeikaku@gmail.com
※12月27日(月)~1月4日(火)は、年末年始休業とさせていただきます。

お問い合わせフォーム

メモ: * は入力必須項目です

諸注意・著作権の扱い等

※以下を必ずご一読いただき、同意した上で応募してください。


ご応募について
・応募者自身のオリジナルであり、国内外で自作未発表のものに限ります。
・作品プランおよび企画プランの募集であるため、実際の作品は受け付けておりません。
・公共空間にそぐわない作品は応募できません。
・公序良俗その他法令の定めに反するもの、誹謗中傷を含むもの、著作権その他 
 第三者の権利を侵害している作品は、応募できません。
・日本語以外の言語で記載された書類は、受け付けることができません。
・締切日を過ぎた書類は、いかなる理由でも受け付けることができません。
・提出書類及び資料に不備があったものは、選考対象外となる場合があります。
・提出いただいた書類、ポートフォリオなどは返却いたしません。
・未成年の応募者は、保護者の自筆署名と捺印が必要になります。自筆署名・捺印がない場合、応募は無効となります。
・応募書類を受理後、事務局より確認メールが届きます。数日たっても届かない場合はご連絡ください。
・応募作品が第三者の著作権ならびに知的財産権を侵害しないことを、事前にご確認ください。著作権や肖像権などが第三者に帰属する素材に関しては、権利者から事前の使用許諾・承認を得た上で応募してください。万が一、応募作品に対し、第三者からの権利侵害や損害倍賞などの訴え、請求、苦情等があった場合、当社は一切責任を負わず、応募者が費用負担などを含め、すべて対処してください。
・応募書類の内容に虚偽があった場合や違反があった場合など、不適切と判断した場合は審査の対象外とするほか、入賞を取り消す場合があります。また、公共の場に相応しくない作品と主催者が判断した場合、作品展示後であっても取り外す場合があります。

 

●チ・カ・ホ会場の利用について
・壁面や柱に直接テープで貼ること、釘や画びょうを使うこと、天井からポップなどを吊るすことはできません。ピクチャーレールをご利用ください。
・歩行専用部分に設備・備品などを設置することや、監視カメラの死角になるようなレイアウトはできません。
・来場者が滞留できるようゆとりをもったレイアウトを心掛けてください。
・立て看板や自立式パネル等は天井から70cmを高さ上限とします。ただし、壁面や柱に沿って設置する場合はこの限りではありません。それ以上の高さの設置物は、設置場所によってレイアウトの変更をお願いする場合があります。
・白色タイルは歩行専用部分のため次のことに気をつけてください。
 ○白色タイル部分や点字ブロックの上に立ち止まったり、物を置いたりしないでください。
 ○白色タイル部分にはみ出してビラ配りやお声掛けはできません。
・給排水設備はありません。トイレ、洗面所での給排水はできません。
・ストーブ等の使用は禁止です(火気厳禁)。
・臭い、煙等を発生する恐れのあるものの持ち込みや設置はできません。揮発性の溶剤等は持込禁止です。
・安全確保や感染防止対策の観点から主催者側よりレイアウトの変更をお願いする場合があります。
・会場利用の詳細は、チ・カ・ホ利用規約をご覧ください。

 

審査、賞金について
・選考に関するお問い合わせは一切受けられません。
・賞金について個人の場合は、原則所得税の課税対象となります。
・賞金は、搬出一ヶ月後の7月末に指定口座へお振込みいたします。
・賞金には制作費・交通費・宿泊費などもすべて含まれます。展示にかかる費用はすべて自己負担となります。

 

個人情報、著作権について
・応募に関する個人情報は、主催者が適切に管理し、第三者には提供しません。

ただし、本展の実施運営にかかわる作業に際しては、ご提供いただいた個人情報を利用することがあります。なお、最優秀賞受賞者の氏名・経歴等は公開させていただきます。
・応募作品の著作権・意匠権などの知的財産権は応募者に帰属しますが、印刷物、ホームページへの掲載など札幌駅前通アワードの広報に関する著作権使用の権利は、主催者である札幌駅前通まちづくり株式会社が有するものとします。
・また、応募者には、札幌駅前通まちづくり株式会社が、応募作品およびその著作権・意匠権などのすべてまたは一部を、札幌駅前通地区まちづくりの検討のために無償で使用することを許諾していただきます。