まちづくりとアートの未来をつくる「札幌駅前通アワード」は、「札幌駅前通」を中心に札幌を文化的で創造的なまちとして発信することを目的に誕生しました。第1回札幌駅前通アワードでは、赤れんが テラス5階にある「眺望ギャラリー テラス計画」の機能や空間を生かしたまちづくりのプランと、現代アートの作品展示プランの2部門で募集しました。
このたび、テラス計画では、札幌駅前通アワードまちづくり部門・アート部門において奨励賞を受賞した6組によるグループ展を7月5日より開催いたします。受賞者による力作が一堂に会し、多様な表現・視点に触れられる貴重な機会となりますので、ぜひご高覧ください。
▼札幌駅前通アワードについて
https://www.sapporoekimae-management.jp/award/
▼「第1回 札幌駅前通アワード受賞作品」について
https://www.sapporoekimae-management.jp/award-winner/
「第1回札幌駅前通アワード 奨励賞受賞展」展覧会概要
アート部門受賞者|菊地風起人、長野櫻子、盛圭太
まちづくり部門受賞者|team Schweiz、中西邦彦、ハモニカレポート
会 期|2019年7月5日(金)- 8月4日(日)11:00 – 20:00|入場無料
会 場|眺望ギャラリー テラス計画(札幌市中央区北2条西4丁目1赤れんが テラス5階)
主 催|札幌駅前通まちづくり株式会社
問合せ|札幌駅前通アワード事務局(一般社団法人PROJECTA)
Tel: 011-211-4366(テラス計画内) e-mail: terracekeikaku@gmail.com
受賞者プロフィール
アート部門
菊地風起人
1995年 北海道留萌郡小平町生まれ。2018年 武蔵野美術大学油絵学科油絵専攻 卒業。主な展示に「レジャーにおはよう」(2018, 東京)、「都会でキャンプしよう」(2018, 東京)、「サッポロ未来展」(2016-2018, 北海道)、「木曽ペインティングス」(2016-2019, 長野)など。主な受賞に平成29年度武蔵野美術大学卒業制作 優秀賞ほか。
長野櫻子
映像作家。情報科学芸術大学院大学在籍。
実写をベースにアニメーションを制作するロトスコープ技法を用いた、映像インスタレーション作品を制作している。再び空間に置かれた2次元の存在(アニメーション)によって、 鑑賞者が自身の存在や身体を再び捉え直す作品を目指している。
盛圭太
1981年北海道生まれ。多摩美術大学卒業後、文化庁新進芸術家海外研修制度を得て2011年パリ第8大学大学院美術研究科先端芸術修了。2017年パリにオープンしたアートセンター、ドローイング・ラボの初個展作家に選出される。現在フランス文化省とエメリージュメセナからの依頼を受けコミッションワークを制作中。今年9月には高松市美術館で開催される「高松コンテンポラリーアート・アニュアル」に参加する。
© ADAGP Keita Mori, Photo. Annik Wetter
まちづくり部門
team Schweiz
メンバーは、北海道大学と京都工芸繊維大学で建築を学ぶ、曾澤拓磨・紫村耀・山縣彩の3人である。出身や年齢も異なるが、スイスで建築の設計や研究に関わる大学院生が集まって、team Schweizを結成した。各々がヨーロッパでの生活から体感した、パブリックスペースの魅力や良さを共有しながら、札幌のテラス計画を人々の居場所として活用するアイディアを議論していった。
中西邦彦
1996年6月21日生まれ。札幌市立大学デザイン学部デザイン学科空間コース在籍、現4年。建築や空間インスタレーション、ランドスケープなどを学びながら、動画編集や自身が所属していたよさこいチームのT-シャツ、衣装、旗など様々なデザイン活動をしている。趣味は大学から始めたストリートダンスで、毎日のように練習し、休日は様々なダンスイベントに参加している。
ハモニカレポート
北海道に暮らす音楽好きのネットワークを通して生まれたハモニカレポート。「ぼくらにまつわる音楽のはなし。」を発信し、音楽を通じたコミュニケーションを活性化することを目指して生まれたメディア。音楽にまつわる様々な企画を実行するべく、スローペースに活動中。
撮影|繁野潤哉