[ PARC 4 : Open Studio ]参加者プロフィール

Exhibition|展覧会+公開制作+ワークショップ|参加アーティスト

◎ 池田光宏+小木曽瑞枝|Ikeda Mitsuhiro + Ogiso Mizue

個々の制作活動と並行してそれぞれの経験を活かしたコラボレーションを開始。2007年より2年間のスウェーデンでのレジデンシープログラムを期に、制作プロセスにワークショップを取り入れたアートプロジェクトや、コミッションワークを共同で取り組んでいる。代表作にスウェーデンKulturhuset Vita Skolan(ブロビー)で制作した「Blooming Flower at Night」、府中新町幼稚園(東京)に設置のパブリックアート「Chat chair」などがある。

池田光宏|アーティスト、長岡造形大学准教授

1969年横浜市生まれ。日本大学芸術学部美術学科卒業。東京藝術大学大学院修了。2008年文化庁新進芸術家海外派遣研修員としてスウェーデンに滞在。

■近年の主な展覧会
2012 「六本木アートナイト2012」六本木ヒルズ(東京)
2013 「AOBA+ART 2013」美しが丘・住宅街(横浜)
   「Hide and Seek」恵比寿映像祭/地域連携プログラム トラウマリス(東京)
2014「Homemede Landscape」公開制作 府中市美術館・公開制作室(東京)

小木曽瑞枝|アーティスト
1971年東京都生まれ。日本大学芸術学部美術学科卒業。東京藝術大学大学院修了。2007年ポーラ美術振興財団在外研修員としてスウェーデンに滞在。

近年の主な展覧会
2009「Get Set」Virserums Art Museum(ヴィルセルム・スウェーデン)
2010「ポーラミュージアムアネックス展2010-祝祭-」ポーラミュージアムアネックス(東京)
2012「OVER THE RAINBOW 虹の彼方」府中市美術館(東京)
2013「Chryptochrome/クリプトクロム」Circle gallery(東京)

◎ 北澤潤|Kitazawa Jun

現代美術家、北澤潤八雲事務所代表。行政機関、教育機関、医療機関、企業、地域団体、NPO などと協働しながら、国内外各地で人びとの生活に寄り添うアートプロジェクトを企画している。日常性に問いを投げかける場を地域の中に開拓する独自の手法によって、社会に創造的なコミュニティが生まれるきっかけづくりに取り組む。代表的なプロジェクトに、不要な家具を収集し物々交換することで変化し続ける「居間」をつくる《リビングルーム》や、仮設住宅のなかに手づくりの「町」をつくる《マイタウンマーケット》、地域の空き部屋を太陽光発電の「ホテル」に変える《サンセルフホテル》などがある。

 

1988  東京都目黒区出身 
1999  東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了


2014/10《フルムーンダイニング》徳島県佐那河内村
2014/07《サンセルフホテル南機場》台湾、台北市
2013/10-《時間旅行博物館》京都府舞鶴市、MAIZURU RB
2013/03《サンセルフホテル- 六本木ショールーム》東京都港区、六本木アートナイト2013
2012/09-《サンセルフホテル井野団地》茨城県取手市、取手アートプロジェクト
2011/10-《放課後の学校クラブin浜田小学校》茨城県水戸市
2011/07-08《リビングルーム イン ネパール》ネパール連邦民主共和国、カトマンズ
2011/06-《マイタウンマーケット》福島県相馬郡新地町
2010/3-《リビングルーム北本団地》埼玉県北本市、北本ビタミン2010 
2009/11-2010/3《児童館の新住民史》東京都練馬区、アーティスト・イン・児童館、東京アートポイント計画
2009/7-8《浮島》新潟県新潟市、日本海政令市にいがた水と土の芸術祭2009
2008/11-12《病院の村》 茨城県つくば市

◎ 野原万里絵|Nohara Marie

1987年大阪市出身。絵画を描く際の曖昧で個人的なプロセスを細かく分解し、他人の意志や偶然性を用いながら絵画の制作過程に様々なルールを設定し描くことを試みる。また、人々の癖や習慣、場所が持つ特性などを独自の方法で測って作られた描く為の道具(定規)や方法論を考案。制作過程での他人とのコミュニケーションや予測不可能な出来事を取り込みながら、作者の意志、作品とは何かということを問いながら制作している。

1987 大阪府大阪市出身
2012 Royal College of Art (London) 交換留学
2013京都市立芸術大学大学院 美術研究科絵画専攻油画 修了

■主な個展
2013「a.a.t.m 2013 フランス大使館賞受賞記念展覧会 野原万里絵個展」日仏会館(東京)
2013「ART IN THE OFFICE 2013」マネックス証券プレスルーム (東京)
■主なグループ展
2014  ARTIST WORKSHOP @KCUA 「CITY IN MEMORY -記憶の街-」堀川団地(京都)
2013  1floor 2013「黄色地に銀のクマUスーパーホームパーティー」神戸アートビレッジセンター (兵庫)
2013 「アートアワードトーキョー丸の内2013」 行幸地下ギャラリー (東京)
2013 「Toyonaka Joint Factory -豊中共同製作所-」豊中市民ギャラリー (大阪)
2012「EXCHANGE STUDENTS EXHIBITION」Royal College of Art  Hockney Gallery (ロンドン、イギリス)
■主な受賞歴
2013  ART IN THE OFFICE 2013受賞
2013  アートアワードトーキョー丸の内2013 フランス大使館賞・オーディエンス賞

◎ 藤木正則|Fujiki Masanori 

1952年 旭川生まれ。大学卒業後、故郷に戻り制作を中心にアートスペース2ndロフトの設立運営、様々なネットワークを往還する美術展やアパルトヘイト否!国際美術展、メモリアルキルト旭川展の企画運営などに関わる。地元の大学非常勤講師、筑波大学大学院生を経て、稚内および岡山で大学教育に携わる。2012年からは再び故郷に戻り、手探りながらも活動中。著書に「行為名刺交換」(現代企画室、1989年)、情報メディア論(八千代出版、2000年、共著)がある。

1952  北海道旭川市出身  
1974  東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻卒業  
1996  筑波大学大学院芸術研究科デザイン専攻総合造形コース修士課程修了

■主な個展
2014 「もうひとつの都市と自然」CAI02 (札幌)
2008 「Relation and Ede/北前船が行く」CAS (大阪)
1989 「行為名刺交換」アートフロントギャラリー (東京)
■主な活動
2014 「ハイズリマワッテミル」アーティスト・イン・スクール藻岩小学校 (札幌)
2014 「在台灣的日誌“kituru”」JR札幌駅東コンコース JRタワーART BOX (札幌)
2013 「魔法森林在魔法之國的天空飄舞」竹圍工作室/Bamboo Curtain Studio(台北、台灣)
2013 「やっぱり温泉でしょ!」“旅するアート”500m美術館(札幌)
2012 「行為/唯心山で旗をふる」岡山芸術回廊特別展“つながるけしき”岡山市後楽園 (岡山)
2012 「Historical Parade ; Images from elsewhere」ソウル市立美術館南分館(ソウル、韓国)
2009 「PLATFORM IN KIMUSA 2009」Kimusa/旧韓国軍機武司令部跡(ソウル、韓国)
2007 「キルティング・ビー・母校」勝央美術文学館(勝央町、岡山)

Lecture|熊倉純子講演「日本の都市型アートプロジェクト」

東京芸術大学音楽環境創造科教授。慶應義塾大学およびパリ大学で美術史と現代美術論を学ぶ。(社)企業メセナ協議会事務局勤務ののち、2002年より東京芸術大学に新設された音楽環境創造科で社会と芸術を結ぶ人材を育成する。「取手アートプロジェクト」(茨城県)、「アートアクセスあだち―音まち千住の縁」(東京都)など、地域型アートプロジェクトに携わりながら、アートと市民社会の関係を模索し、国や自治体に文化政策を提案する。著書に『アートプロジェクト 芸術と共創する社会』(監修|水曜社発行)など。

Open Meeting|オープンミーティング

◎ 井上文雄|Inoue Fumio(CAMP|東京)

オーガナイザー。アーティストやキュレーター、ディレクター、批評家、研究者、学生などと一緒に、トークイベントや展覧会、パーティー、ジャーナ ルなどを企画。主な活動に、CAMPcomos-tv基礎芸術など。

◎ 橋本誠|Hashimoto Makoto(一般社団法人ノマドプロダクション|東京)

1981年東京都生まれ。横浜国立大学卒業後、フリーのアートプロデューサーとして活動開始。東京文化発信プロジェクト室にて「東京アートポイント計画」の立ち上げを担当(2009〜2012)後、一般社団法人ノマドプロダクションを設立(2014)。主な企画に都市との対話(BankART Studio NYK/2007)、KOTOBUKIクリエイティブアクション(横浜・寿町エリア/2008~)。共著に「これからのアートマネジメント」(フィルムアート/2011)など。「Tokyo Art Research Lab」事務局長(2012〜)。

◎ 宮本初音|Miyamoto Hatsune(ART BASE 88|東京)

ART BASE 88 代表。福岡市を拠点に1980年代より「ミュージアム・シティ・天神」「別府現代芸術フェスティバル2009 混浴温泉世界」など街なかのアートプロジェクトやアートマップ制作、海外交流事業などを企画運営。2010年から福岡と釜山間のアーティスト交流事業「WATAGATA福岡プサンアートネットワーク」を開始、同名義にて2014年「第5回福岡アジア美術トリエンナーレ」に参加。

◎ 武藤勇| Muto Isamu(N-MARK|名古屋)

1974年生まれ。名古屋芸術大学卒業。現代美術センターCCA北九州アーティストリサーチプログラム修了。2010年IAMAS 修士課程 修了。1998年N-markを設立、2003年全国のアートプロジェクトを縦断した「ミーティングキャラバン」。2010年あいちトリエンナーレサポーターズクラブのコーディネート後アートラボあいちの開設・運営。現在はアーティスト・クリエイターのためのシェアビルディング長者町トランジットビル 「N-MARK B1ギャラリー」のマネージメントを行いながら名古屋テレビ塔を会場とした「くうちゅう美術館」、中川運河を舞台とした中川運河リミコラインアートプロジェクト等を実施中。

◎ 漆崇博|Urushi Takahiro(一般社団法人AISプランニング|札幌)

1977年北海道生まれ。2004年宮城教育大学大学院修了。
2002年宮城教育大学大学院に在学中、仙台市内商店街において「ロジアート展」を企画。以来、地域コミュニティと社会を繋ぐ担い手として様々な芸術文化事業の企画・提案・コーディネートに携わる。現在は、一般社団法人AISプランニングの代表理事として、おとどけアート事業(札幌市)、十勝アーティスト・イン・スクール事業(十勝地方)、香川県観音寺市におけるまちづくり事業(香川県)、「トヨタ・子どもとアーティストの出会い」事業(全国)、北海道コミュニケーション教育ネット(北海道)など芸術文化活動を通じた交流事業の運営、企画、コーディネートを行っている。

◎ 高橋喜代史|Takahashi Kiyoshi(PROJECTA|札幌)

1974年妹背牛町生まれ。アーティスト/コーディネーター。書の筆、立体文字、映像、プロジェクトなど、人のつくりだす境界に関する作品を制作、考察している。北アイルランドやニュージーランド、中国など国内外で作品を発表。1995年ヤングマガジン奨励賞、2010年JRタワー「アートボックス」グランプリ。2012年より、500m美術館の企画、札幌駅前通地下歩行空間での[PARC]など展覧会やアートプロジェクトの企画運営も行う。http://ameblo.jp/hybridart2/