- 方向性IIまちの価値を高める高質な都市機能の充実
- 方向性IVまちを支えるエリアマネジメントの充実
まちの未来を考える、
学びと出会いの合流地点
プロジェクトの目的
2015年4月より1年間、毎月テラス計画で開催した「Meeting Point」は「まちの未来を考える」をテーマにアートやまちづくりの分野で活躍しているゲストをお招きする連続レクチャーです。表現活動や地域活動を担う人材育成と、ネットワークの構築を目的に、学びと出会いの合流地点(ミーティングポイント)をつくっていきました。
主催:札幌駅前通まちづくり株式会社
共同企画:一般社団法人PROJECTA
モデレーター:酒井秀治、高橋喜代史
会場:眺望ギャラリー「テラス計画」
札幌市中央区北2条西4丁目 赤れんが テラス5階
成り立ち
仲間探しの場づくり
まちににぎわいをつくる企画や活動は、まちづくり会社だけではできません。駅前通周辺の方々はもちろんのこと、一緒に企画を立ち上げたり、盛り上げたり、楽しんだりするたくさんの方々の力が必要です。そのためには学び、考え、話し合う場をつくり、ネットワークの構築と拡張する必要があると考え、Meeting Pointを立ち上げました。
Meeting Pointから次のステップへ
Meeting Pointは2016年3月26日で一旦区切られ、アートマネジメントとマネジメントをゼロから学べる人材育成事業「Think School」へと発展的に展開されていくことになりました。一過性の勉強会で終わらせず、ここで得られた人のつながりや経験を活かして、実際のプロジェクトにつながっていくという大きな成果を生みました。
開催実績
毎月1回、全12回開催 *講師の肩書きは開催当時のものです
2015年
4月30日
「東京から文化を発信するプロジェクト」
森司(アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団))
2015年
5月15日
「芸術と社会の関係を更新する ー芸術公社の理念と実践から」
相馬千秋(アートプロデューサー/特定非営利活動法人 芸術公社 代表理事)
2015年
6月26日
「AITとMADの15年ー小さく始め、大きく育てすぎないことについて」
塩見有子(アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]ディレクター)
2015年
7月31日
「グリーンネイバーフッド」-ポートランド(米国オレゴン州)に見る環境先進都市のつくり方とつかい方」
吹田良平((株)アーキネティクス代表取締役)
2015年
8月22日
「見えない人との共同作業 -今、求められる教養、現代美術教育とは?」
伊藤亜紗 (東京工業大学リベラルアーツセンター准教授)
2015年
9月25日
「場所から生まれるコミュニティ」
スピーカー:猪熊梨恵(Makers’ Base Sapporo)、漆崇博(オノベカ)、金山敏憲(ドリノキ) 、齊藤隆(SHARE)、柴田尚(OYOYO)
2015年
10月29日
「美術による地域と都市の交換」
北川フラム(アートディレクター)
2015年
11月26日
「まちを創る方法 -まちづくりとアートの関係性-」
吉田有里(アートコーディネーター)
2015年
12月19日
「街に出て行くアート」
西野達(アーティスト)
2016年
1月22日
「Creative Placemaking:みえないことを可視化すること」
菊池宏子(コミュニティデザイナー/アーティスト)
2016年
2月25日
「アートのまちなか展開と建築」
五十嵐太郎(建築史・建築批評家)
2016年
3月26日
「札幌の未来を考える」
スピーカー:石塚雅明((株)石塚計画デザイン事務所代表取締役)、神長敬((株)KITABA代表取締役)、近藤洋介((株)ノーザンクロス)、白鳥健志(札幌駅前通まちづくり(株)代表取締役)
主な取り組み
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多彩なゲストの活動に出会い、対話する
第1部ではゲストの活動や事例をご紹介いただき、第2部はもでレイターを中心に会場からの質問を交えて対話するという構成で、全12回開催。「テラス計画」を会場に、毎回30名程度の参加者を募り1年を通じてたくさんの方々にご参加いただきました。
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学ぶ+出会う=知恵と力が生まれる
札幌のまちなかにある「テラス計画」で、 社会の中における文化芸術の役割や関わりを知り、文化の必要性を考えることで、自分たちのまちが少しでも面白くなるきっかけを作ることができればと思い1年間取り組みました。講師のレクチャーに刺激を受け、会場内では予想以上に対話やつながりが生まれていきました。
スタッフの声
Meeting Pontのレクチャーや対話から、自分たちのまちや生き方を楽しく充実させていくヒントを得ることができました。並行してThink Schoolの開校準備を行い、実践的なプログラムへと繋げていきました。